【英語C問題】難易度

■高校入試の出願までに英検2級取得を狙うか。それとも英検2級をあきらめて英語C問題対策の強化で志望校合格を狙うか。【2019-2020大阪府公立高校入試/英語C問題】

■【大阪府公立高校入試】英語C問題よりも英検2級の方が簡単かも!?

大阪府公立高校入試/英語C問題を見てみたところ・・・・もしかして英検2級の合格を狙う方が簡単なのかも?!と思いました。

ここでは大阪の現役塾講師の目線から英語C問題と英検2級について感じていることをまとめてみたいと思います。

英語C問題って、どんなふうに頑張ればいいの?

いっそのこと英検2級取得を目指して勉強した方がいいの?

など、宙ぶらりん状態で悩んでいる方々の参考になればと思います。

【1】英検2級を取得している中学3年生は読み替え得点率80%

皆さまよくご存知の通り、英検2級を取得していれば大阪府公立高校の入試において読み替え得点率が80%となります。

普通の中学3年生にとって英語C問題は鬼レベルですから、上記の優遇制度は非常に魅力的なものです。

となると、

・今から英検2級取得を本気で狙うべきか

・それとも英検はあきらめてC問題対策に早めに取り掛かり、真正面から志望校合格を狙うか

どちらが良いのだろう??

と迷いが出てくるのではないでしょうか。

どちらにしろ、早めに決断して動き出さないといけないのですが、英語講師の立場から大阪府公立高校入試/英語C問題を見たときに、これは英検2級よりもキツいっ!と思う点がいくつかありましたので、ここに挙げてみたいと思います。

【2】英語C問題が英検2級よりもキツい点

・長文が、本当に長文。

・長文を何題も解かないといけない。

・英語力うんぬんを超えて、体力・忍耐力勝負。

・グラフなど資料の読み取りが含まれる長文問題なので、あっちこっち見ながら読み進める必要がある。

・注釈語の多さが嫌がらせレベル

注釈語とは、長文の下部分に日本語を添えて書かれている小さい字のことです。


ある程度英語が得意な人でも、注釈語が多すぎる長文は全然頭に入ってきません。

ちなみに英検2級の場合は、注釈語はあったとしても2〜3個程度。

やっぱり、なんだかんだ英検は受験者に優しいのです。

【3】英語C問題は中学生が解けないことを前提に作られているらしい

現役塾講師向けに毎年秋ごろ開催される大阪府入試傾向&対策セミナーでは、冒頭で「英語C問題は、中学生たちが解けないことを前提に作られています。」との説明から始まります。

おそらく今これを読んでショックを受けておられるお父さんお母さんもいらっしゃると思うのですが、実際にC問題を見てもらうとわかります。

中学校の教科書レベルをやっているだけでは、絶対に解けません。

あまりにも教科書レベルとかけ離れた難易度であることに加えて、「C問題は歴史が浅い」という難点を抱えています。

つまり、過去問が少なすぎるため、演習を繰り返すことができないのです。

勉強材料が少ないというのは、受験生にとってなかなかの痛手ですね。涙

【4】英語C問題よりも英検2級の方が圧倒的に対策しやすい

英検2級と英語C問題はレベルがよく似ているのですが、「対策のしやすさ」という点で比較した場合、学習者にとって有利なのは英検2級の方です。

先ほど述べた通り、現時点ではC問題の過去問が少なすぎるため、試験前に十分な対策ができた!と感じる受験生はほとんどいないでしょうね。

C問題と比較した場合、英検2級の取得を目指した学習には、このような「対策のしやすさ」が挙げられます。

・出題パターンが定まっている
・長文問題で取り上げられるテーマの傾向がハッキリしている
・よく出てくる単語・熟語が決まっている
・過去問も予想問題も十分な量が誰でも簡単に手に入る

など、C問題とは比べ物にならないほど勉強材料が充実していると言えます。

私の教室は英検受験クラスをメインとした個人塾なのですが、上記のような背景を考えるとやはり今の小学校高学年や中学1年生・2年生たちには英検2級取得を本気で狙ってほしいと思っています。

【5】英検2級取得を狙う・狙わないをいつまでに決断するべきか

英検2級取得を狙うかどうか、そして、狙うのならいつまでに英検の勉強をスタートしなければいけないのか、という点について書いてみたいと思います。

ズバリそれは、今まで英検の級をどこまで取得してきているか?が大きく関係してきます。

その生徒さんの英語学習のバックグラウンドによります。

現時点で私が感じていることをもとに書かせていただきますので、今後考えが変わる可能性もありますが、現役の英検指導&中学生向け英語講師の立場からの考えを参考にしていただけたらと思います。

【今まで一度も英検を受けてきたことのない中学3年生の場合】
英検2級を狙うのは、無謀です。いさぎよく英検への希望は捨てて、一日も早くC問題対策にエネルギーを注ぎましょう。
経験者はわかると思いますが、「英検」には「英検慣れ」というものがあります。これが案外合格への足しになっているのです。

【英検準2級まで取得済みの中学3年生】
英検2級をガッツリ狙いましょう。出願の時期を考えると、本当に限られた回数しか英検2級にチャレンジできないはずです。CBT受験も選択肢に入れて、がんばりましょう。英検準2級と英検2級は、試験の中に出てくる単語・熟語がかなり重複しています。十分チャンスはあります。

【英検3級まで取得済みの中学3年生】
根っから英語自体が好きで、自分への厳しさを持ちながら学習できる人は英検2級を狙えます。本当は英検準2級を受けて合格したら2級へ進むというのが理想的ですが、出願までの期間を考えると英検準2級を受けている時間はないはずです。飛び級で最初から2級の勉強をしてなるべくたくさん英検2級を受験する機会を利用しましょう。

私がこれまでずっと英検対策を小・中学生に教えてきた経験・感覚からお伝えすると、小学生の頃から早め早めに英検の級を5級→4級→3級→準2級と積み上げてきた人は、その勢いのままスピードを落とさずに公立高校入試の出願時期までに英検2級合格を狙うのは十分アリ!と言えます。

ですが、普段の学校の成績がC問題校を狙えるレベルの中学生であっても、今まで一度も英検を受験したことがないという人の場合は注意が必要です。

仮に中学2年生ぐらいからいきなり英検2級の勉強をスタートしても合格は期待できないでしょう。

部活も遊びも全部捨てて英検2級合格にすべてをかける!というぐらいの強い気持ちと勉強量をキープできなければ望む結果は手に入りません。

【6】武田塾:英語C問題特化型夏期講習2019について

武田塾では英語C問題の高校を狙う中学3年生を対象に、2019夏期講習を行いました。

【受講場所】
午前:武田塾@なんばスカイオ校
夜間:武田塾@さかい初芝校

募集は終了しましたが、夏期講習の内容に興味がある方は、参考程度にご覧いただけたらと思います。

英語C問題特化型夏期講習の詳細&募集はこちらです

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武田塾
英検で小・中学生の英語力を上げる武田塾@さかい初芝校および英検専門スクール武田塾@なんばスカイオ校の講師&運営者の武田美紀です。大阪府公立高校入試英語C問題や英検2級に関する情報をお届けします。